皮膚のしくみと3層から成り立つお肌の話
少し専門的になりますが、皮膚の仕組みについてお話します。人間は、外からの有害物質を皮膚で防ぎながら生きています。細菌やウイルスや紫外線などから守ってくれるのが皮膚です。また、人間の体の70%は水分でできていますが、この水分の蒸発を防いでいてくれるのも皮膚なのです。
皮膚(お肌)は大きく分けて、表皮・真皮・皮下組織の3層から作られています。表皮の厚さは体の部分によって違ってきますが、約0.2mmほどで、外側の面から角質層、顆粒層、有棘層、基底層の4層から成り立っています。肌における表皮は、バリア機能やターンオーバーなど大切な役割を持っています。
角質層と顆粒層は角層と呼ばれ、お肌の潤いを保つ働きがあります。汗をかいた後に放置しておくと、角層が乱れて肌トラブルの原因になります。4層の一番内側部分の基底層は、細胞分裂を繰り返し28日周期で新しい組織に生まれ変わっています。このお肌の生まれ変わりを「新陳代謝」別名「ターンオーバー」といいます。
肌のターンオーバーは自律神経の働きによるものなので、自分自身がコントロールすることは出来ません。しかし日常生活のちょっとした事で、ターンオーバーを正常に保つことができるのです。
それは、「ターンオーバーが活発に行われる時間帯」です。午後22時~午前2時のこの4時間が、一日のうちで最もターンオーバーが活発になるといわれています。この時間帯に化粧をしたまま肌に負担をかけていたり、ビタミンを破壊する喫煙・水分を吸収する飲酒をする、などといった行為をしていると、ターンオーバーを妨げ素肌の老化を早めてしまします。